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ねずみといっしょ

ファンシーラットの飼育情報について

2016年09月の記事

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新入りラットの紹介のセオリー<多頭飼い導入>

まず、これから紹介する方法は海外で広く紹介されている内容であり、主に私の経験則ではないということを断っておきます。
私の元には時折さまざまなラットに関する相談が寄せられますが、多頭飼いに関する相談も多く、中には最悪のパターンになってしまったけれどなぜ?というものもあります。
ラットも生き物ですから、性格や好みの違いがあります。なので、「これが正解だ!!」という万能な回答はないかもしれませんが、おおよそのラットに対して良い反応のあるセオリーというものは存在します。
多頭飼いにトラブルや事故は付き物ですが、一度 古参のラットが受け入れさえすれば大きな故意のトラブルは避けられるはずです。
多くの人がセオリーを周知し、多頭導入トラブルが少しでも減る事を祈ります。

まず、詳しい説明をする前に「やらない方が賢明なこと」をあげておきます。

  • 性成熟済み(生後三ヶ月以上)のラット(以下、大人ラットとする)のケージにいきなり新人を入れる。
生後6週齢以前のラットを大人ラットと一緒にすると殺されるという実例があり、また新しい大人のオスラットを導入することは最も難しいと言われるほど。(ちなみにもっとチビだと食べられる可能性すらある。)
オスラットの多頭導入は簡単にはいかないと思っていたほうが何かと良いだろう。
  • ケンカが起こった時の対策をせずに会わせる。
ラットのケンカはいきなり始まってすぐエスカレートする可能性があります。止める時に対策をしておかないと、主に人間が危険。
ラットの噛み傷は腫れ難いような気もしますが、噛まれたら必ず傷口をしっかり絞って血を出しましょう。雑菌の混入を防ぎ、治りを早くします。
  • 多頭が失敗したときの対策をせずに新入りを迎える。
特に古参が大人ラットの場合には万が一を考えてサブケージを用意しておくことをオススメします。まあ、ちょっと大きいキャリーでも買う気持ちで。もし多頭がすんなり上手くいっても何かしら使い道はありますよ!

新しいラットを受け入れるためにかかる時間はそのラットによりけりです。一瞬で仲良くなってしまう子達もいれば、一緒に暮らせるまでに何ヶ月も何ヶ月もかかってしまう子達もいます。それは年齢によっても変わってくるとは思いますが、私はそのラットの性格とこれまでの鼠生の経験が大きく関わっているのではと感じています。
どうも、すでに多頭飼いしている子達・親子関係にある子達などは割とすんなり新人を受け入れているようにも感じます。しかし、だからといって多頭飼いが成功するまでは油断は大敵でしょう。


 <多頭導入時に用意するもの>
  • バニラエッセンス(もしくはココナッツオイル、ラットに無害なジュース、マグロ缶 など空けただけで匂いが漂うようなの香りの強い食べ物)
古参ラットと新参ラットの匂いを同じにすることで敵対心を削ぐ。
  • (お風呂セット)
お互いの匂いのリセット。(深刻でない場合、なくても可。)
  • 水道水を入れたスプレー(もしくは皮手袋)
ケンカが勃発した際、水スプレーを噴射することで攻撃が止まる。(止まらない場合もあるかもなので、100%ではないと思っておいた方が吉。)水圧は害をあたえない程度に強い方がよりびっくりして止まる。

 <多頭導入を行う場所>
  • どちらの縄張りでもない中立領域
どちらかの縄張りで新人を紹介する場合、古参が自身の縄張りを荒らされたとして攻撃態勢に入る可能性があります。なので、新人の紹介はどちらの縄張りでもない「中立領域」で行う必要があります。
望ましくは、匂いを洗い流せるお風呂や普段散歩させないキッチンやテーブルの上、ベッドの上やリビングなど。とにかく、古参ラットがあまりマーキングをしていないような(もしくはマーキングを完全にリセットできる)場所で行って下さい。


 <導入プロセス>

1.新しいラットを迎えたらいきなり古参ラットに会わせるのではなく、まず健康診断へ行くか2-3週間の検疫をしましょう。
何も異常がないと分かるまでは同じ空気を吸わせないように、(出来れば)部屋も分けた方がいいでしょう。
よっぽど悪質な環境で飼われていない限り寄生虫や深刻な感染症などは持っていないでしょうが、万が一もありえます。
ダニなんかは人間の目では見えないものもあります。病院では検便と皮毛検査を受けたほうが良いでしょう。
腸内の寄生虫なんかは便に出てくる時と出てこない時の周期はあるものもあるようなので、一度検便をクリアしてもしばらく経過を見たほうが良いでしょう。

ちなみに、他のラットに感染するウイルス性の病気はキラムラットウイルス(KRV)・ラットコロナウイルス(SDA)・センダイウイルス(SV)などがあり、いずれも人間にはさほど影響はありません。(ラットの免疫にダメージを与えるウイルスが多い。空気感染あり。)
ラットで病気といえば「ペスト」が有名かと思いますが、ペストはノミ由来などで広まるげっ歯類全般が保菌する可能性のある病気であり、ラットのみが保菌するような病気ではありません。そして、人間の飼育下かつ日本ではまず保菌する可能性はありません。プレリードッグなどのげっ歯類の輸入が制限されたのはこれらに関連があります。


2.互いの香りを緩和する。
ラットの個別の匂いを薄めることで導入が簡単になります。一番有名な方法はバニラエッセンスをラットに擦り付ける、という方法ですが、これはバニラエッセンスに限ったことではなくココナッツオイルやジュースなど香りが強くてラットが好意的に感じるものであれば良いようです。※ジュースを擦り付ける場合は毛の表面に留め、内部(皮膚)まで浸透しないようにしたほうが良いでしょう。下手すればかぶれるかも。
古参の新参ラットの匂いに対する拒否感が強い場合はお風呂で洗ってから好意的な匂いをこすり付けることによって、より香りを緩和させることが出来ます。


3.中間領域で対面させる。
時間はラットが眠くなるような時間が最適です。飼い主の行動パターンに影響されていると思いますので、任意で普段ラットが寝ているもしくは眠くなるような時間に開始してください。
普段の散歩部屋などは縄張りが完成している可能性が高いので避けた方が良いでしょう。どうしても散歩部屋などで対面させる必要がある場合は床や家具などを無害な消臭剤などでよく拭き、マーキングをリセットしましょう。

まず、新参ラットを入れ次に古参ラットを入れましょう。お風呂で香りの緩和のついでに新参ラットの紹介を行う場合はまず新参ラットから洗ってください。特に初回はいつでも何が起きても対処できるように目を離してはいけません。このとき、水スプレーや皮手袋を用意しておきましょう。水スプレーはトラブルが起こった時に攻撃側に噴射することで攻撃の手を止めることが出来ます。(100%効くかは不明。)お風呂の場合はそのままお湯をバシャっとかけましょう。


「何がケンカで何がケンカごっこなのか?」
これは経験がないと全てケンカに見えてしまうかもしれませんが、ラットはヒエラルキーの決定や単純にじゃれ合いとして"ケンカごっこ"をします。
相手をひっくり返したり横倒しにし、マウントを取ったほうが勝ち。負けて下になった方は降参の意で情けなく「チュー」と鳴きます。そのまま勝った方が毛づくろいをし始めて、負けたほうが「あああー…」となっている事も多々あります。

ケンカとケンカごっこの見極めですが、「歯が出るか出ないか」ではないでしょうか?
ケンカごっこではまず"歯"は出ません。主に攻撃はパンチかキックか のしかかりです。"噛む"ようなそぶりを少しでも出すようなら本気である可能性が高く、危険ですので一旦中断したほうが良いでしょう。
また、多くの引っかき傷が出来てしまうなど多くの傷を負っている時も同じく"本気の暴力"ですので中断してください。

ごっこではなく、本気の暴力が相手に向かった際は只ならぬ悲鳴を上げますので、分かりやすいとは思います。


対面させて30分ほど何も無かった場合、同居が可能な合図です。
同居の際にはケージを一掃してなるべく匂いを取り、バニラエッセンスなど香りの飽和に使ったものをケージ内にも擦りつけましょう。引っかき傷を予防するために、お互いの爪は切っておいたほうが良いでしょう。

基本的には「新参ラットから」が一般的なセオリーですが、古参よりも新参ラットが年上な場合であればちょっと手順が変わります。
基本的には「若い方が先」と覚えておきましょう。


4.一度で上手くいかなかった場合
若いラット同士であれば一度で一瞬で仲良くなってしまうことも多々あるでしょう。
現に私の場合は多頭導入時はあまり褒められた方法ではなかったにせよ、会った瞬間から奏くんが圭くんにベタ惚れだったために一瞬で仲良くなっていました。その後一ヶ月ほどベタ惚れすぎて奏くんは圭くんの金魚のフンと成り果てます。(同時にマウントも取られ尻にしかれる。0距離過ぎてキレられるというトラブルも起きる。)

しかし、すぐには上手くいかないパターン・そもそも傾向として同居の難易度が高いパターンというものがあります。
特に難しいとされるのはオスの大人 対 大人の場合。どうにも傾向としてオスの大人ラット同士は縄張り争いが勃発しやすく、上記のような正しいとされるセオリーパターンを踏んでもすんなり行かない場合も多いようです。
そんな場合はいきなり同居を目指すのではなく、ケージと隣合わせでそれぞれ個別で飼い、徐々に拒否感を緩和させるという方法があります。また、同時併用できる緩和方法として、「匂いの交換」があります。


「一度面会に失敗した場合、隣合わせに別々で飼いお互いの存在に慣らす」
イメージとしては、個々として認識している別々の縄張りが互いに時間をかけて溶け合っていくような感じでしょうか。
隣り合わせてケージを置くことで互いに匂いが交わります。最初はお互い、特に拒否反応を起こした方のストレスになるでしょうけれど、ラットは順応性の高い動物です。ケージが隣接していること自体には比較的すぐ慣れるでしょう。

注意しなくてはならないのは、ケージからお互い手や尻尾などが届く距離まで隣接させないということでしょうか。
意外とラットの手は伸びます。概ね普段見えているのは人間で言う肘から下までなので、頑張って伸ばせば二倍ほど伸びます。個体差があるので何とも言えませんが、少なくとも10cmほどは間隔を空けたほうが良いでしょう。

「匂いの交換」
これも上記と同じ、縄張りを溶け合わせる行為です。
ハンモックやブランケット・床敷きなどを定期的にお互い交換しましょう。二人の物を一緒に洗濯しちゃう、なんてのも良いかも知れません。


"ラットは何回も顔を合わせるたびに仲良くなる。"という傾向があります。なので、一回失敗したとしても何度もトライすることで将来的に同居可能となる可能性があります。
それを実現するのには飼い主の忍耐と努力が必要となります。
また、何度も何度もトライしてもどうしてもトラブルが起きてしまう場合、「多頭飼いは無理」と選択することも出来ます。実際、相性が悪く無理な子もいるでしょう。人間関係と一緒ですね。
目安としては数週間以上とザックリした説明がありますが、「半年かかって成功した」なんて報告もありますので何とも言えず個々の判断で決行・中断は決めて良いと思います。

また、生後三ヶ月未満の子供ラットと大人のラットは摂取目標タンパク質量の違いから本格的な同居は難しいと捉えた方が良いでしょう。子供用のご飯を大人に上げ続ければあっという間に肥満でしょうし、大人用のご飯を子供に上げ続ければ発育が上手く行かず大人になってから疾患が出てくる可能性が高いでしょう。

多頭導入に使えるラットの仕草と意味の簡易リスト
  • 背中を丸め、毛を逆立て、シューと言い、他のラットを横から押し倒す。
攻撃的になっている。興奮している。(ただ押し倒すだけではじゃれ合い。)
この全ての仕草が見られる場合、非常に危険なのですぐに中止する。
  • 鳴きながら後ろ足で立つ。
怖い。



(参考)Rat Care Guide-Introducing Rats
The Rat Fan Club-Introducing New Rats
rmca-INTRODUCING RATS TO NEW COMPANIONS

Rat Health Guide-viruses
iDWR 感染症の話-ペスト

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栄養素別、働きや性質一覧表【未完・ちょこちょこ更新】

「ビタミンCが体に良い(人間)」「脂質の取りすぎは体に悪い」なんてよく聞きますが、意外と栄養素一つ一つの役割やその栄養素が欠乏したときにどのような体の変化が起こるのかって、何となくは分かってはいても細かいところまではなかなか知らないのではないでしょうか?
人間にとっても勿論大切な情報ではありますが、それはラットにとっても同じこと
「体を作る時に必要な栄養素は…」「元気が無い時は何を重点的にあげればいいんだろう…」など、各栄養素の働きを把握しておけば何をあげれば良いのかも必然と分かってくるでしょう。


タンパク質
▽タンパク質の種類(全未完)
動物性タンパク質と植物性タンパク質
必須アミノ酸と非必須アミノ酸
構造タンパク質と機能タンパク質
-構造タンパク質-
コラーゲン
ケラチン
エラスチン
ヒストン
アクチン
ミオシン
-機能タンパク質-
酵素
ホルモン
ロドプシン(色素タンパク質)
レセプター(受容体)
免疫グロブリン(抗体)
ヘモグロビン
アルブミン

脂質
▽脂質の種類(全未完)
飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸
必須脂肪酸
中性脂肪
リン脂質
糖脂質
コレステロール
リポタンパク質

炭水化物
▽炭水化物の種類と関連事項(全未完)
複合炭水化物と単一炭水化物
単糖類と二糖類
少糖類
多糖類
消化できない炭水化物
グリセミック指数とGI値

ミネラル(無機質)
▽ミネラルの種類(全未完)
-主要ミネラル-
カルシウム(Ca)
リン(P)
カリウム(K)
イオウ(S)
ナトリウム(Na)
塩素(Cl)
マグネシウム(Mg)
-微量元素ミネラル-
鉄(Fe)
亜鉛(Zn)
銅(Cu)
ヨウ素(I)
セレン(Se)
マンガン(Mn)
モリブデン(Mo)
クロム(Cr)
コバルト(Co)

ビタミン
▽ビタミンの種類(全未完)
-脂溶性ビタミン-
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK
-水溶性ビタミン-
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンB12
ナイアシン(ニコチン酸)
パントテン酸
葉酸
ビオチン
ビタミンC(アスコルビン酸)



銅(Cu)
《概要》
牡蠣などの魚介類やレバーなどに多く含まれるミネラルで赤血球の形成を助け、様々な体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です。

《主な効果》
  • 貧血予防
  • 免疫向上
  • 動脈硬化予防
  • 成長促進
  • 毛や肌を健康に保つ

《多く含まれる主な食材》
  • 牡蠣
  • シジミ
  • イカ
  • 海老
  • レバー(特に牛)
  • ゴマ
  • ひまわりの種
  • 大豆
  • ソラマメ

《食べ合わせにオススメの栄養素》
銅を効果的に吸収するには亜鉛が必要となります。
しかし、牡蠣・イカ・ゴマなど銅が多く含まれている食べ物には鉄分や亜鉛も多く含まれており、銅を摂取しようとすると必然的に少なからず亜鉛も摂取されるようになっています。


【「ラットに牡蠣が良い」の真意】
私も未だに勉強中であり、不確定かつ予想の記事になりますので、ご了承ください。
「ラットに牡蠣が良い」というのは海外の記事を参照しています。

実際、私が自分の子に与えた時に体重増加率が良かったことは事実でありますが、「("銅"が良いから"銅"の多い)"牡蠣"が良い」のかというと語弊があるかなと思っています。
ラットは確かに海外でポピュラーなペットであり、飼育方法などの情報も豊富です。しかし、最近勉強を進めて分かったのは「専門家発信の情報に限られておらず クチコミで情報が広がっている節もあり、信頼のおける情報としては不確かなものもある。」ということです。
というのも、そう思い始めたのは「ラットは胆嚢がないため、動物性脂肪を消化する酵素を持たない」という情報が何の疑問も持たずすんなりと様々なHPに転用されていたことです。※胆嚢のあるないは消化酵素に関係ありません。

実際の牡蠣と牛レバーの銅また銅の吸収に必要な亜鉛の栄養素量を比較してみましょう。
亜鉛
牡蠣0.90mg/100g13.2mg/100g
牛レバー5.3mg/100g3.8mg/100g
ご覧のとおり、"銅"だけでいえば牛レバーの方が多く、牡蠣はむしろ"亜鉛"の方が多いです。

ではなぜ、「牡蠣が良い」とされているのか?
ラットに様々なタンパク質を与え、吸収率を見るといった実験がありました。その結果では肉由来のタンパク質より魚介由来のタンパク質のほうが吸収率が良く、ラットの"胆嚢のない"という身体の特徴からも魚介の方が消化吸収しやすく銅などのミネラルも効率よく使用出来るのではないかと思います。
そのため、"レバー"よりも"牡蠣"の方が本来のラットの食生活に近く、効率良く消化吸収出来るために向いていると言われ始めたのではないか? と、いうのが私の仮説です。(確信の持てる意見がありましたら、ぜひお寄せください。)

そして、もうひとつ面白いのが「ひまわりの種」
亜鉛
牡蠣0.90mg/100g13.2mg/100g
ひまわりの種 1.81mg/100g 5mg/100g
"銅"の数値だけを見ると"牡蠣"を上回っています。
しかし、"ひまわりの種"は主に脂質です。全体の半分以上も占めています。"銅"を狙ってあげるのにはちょっと使い難いかなといった印象ですね。ちなみに、"ひまわりの種"はどうもハム○郎の影響からハムスターに与え過ぎるなどの問題があって避けておられる方もいらっしゃるとは思いますが、私は適量であれば良い食材であると思います。オメガ6系のオイルの中ではオレイン酸が一番多く含まれているとも言われています。


[その他効果・効能]
銅は特定のタンパク質と結合して銅酵素となり、酵素の運搬・電子伝達・酸化還元の媒体として働きます。また、鉄の代謝や輸送・活性酸素の除去・神経伝達物質(ノルアドレナリン)の生産にも関わっています。

  • 鉄の利用促進作用
  • 脊髄で赤血球(ヘモグロビン)を作る際には鉄というミネラルが不可欠です。
    鉄が不足するとヘモグロビンの量が減少して貧血を起こします。しかし、鉄だけ摂取しても貧血は解消されません。これは銅がヘモグロビンと鉄を結びつける役割を担っており貧血を解消するには鉄と共に銅も摂取する必要があります。銅は腸管から鉄の吸収を促進させる作用も持っています。
  • コラーゲン生成作用
  • 効酸化酵素合成作用
  • 銅は様々な酵素の構成成分となっていますが、中でもSOD(Superoxide dismutase<スーパー・オキサイド・ディスムターゼ>)の合成には銅が不可欠です。SODは体内で過酸化脂質が生成されるのを抑制します。
  • その他酵素合成作用
  • ATP(アデノシン三リン酸)の生産にも関与している。
  • メラニン色素生成作用
  • 銅はメラニン色素、チロシナーゼの構成成分。

[過剰症]
銅はミネラルの中でも毒性が低く、過剰に摂っても自然に排出されるため、通常の食生活で健康に被害が出る心配はありません。
銅鍋などの調理器具や容器で、酢の物などの酸性食品を調理したり保存をすると、銅が食品に溶け出し過剰摂取による中毒症状が起きることがあります。
銅の中毒症状は、肝硬変・発育不良・黄疸など。


(参照)
わかさ生活-銅
疲労回復の生活-銅
ビタミン・ミネラルの泉-銅の働き
グリコ 栄養成分百科-銅
カロリーslism-牡蠣
カロリーslism-牛レバー
カロリーslism-ひまわりの種
健美ステーション-ひまわり油の効果効能と健康に良い理由!選び方や注意点について!

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