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ラットの主食はどれにする?ペレット考察 -基本編-

ラットのペレットは成長に合わせて切り替え、もしくは給餌量の制限が必要なことはご存知でしょうか?
詳しくは後ほど…。
まずはざっとペレットについて見ていきましょう。

離乳から生後三ヶ月までの成長期のラットは、体の成長のためにたくさんのタンパク質とその他の栄養素が必要になります。
なので、タンパク質23%ほどの高タンパクなペレットを選びましょう。

成長期のラットの主食として一番ポピュラーでお手軽なのはニッパイハードでしょう。


粗タンパク質23.0%以上
粗脂肪3.0%以上
粗繊維5.0%以下
粗灰分8.0%以下
カルシウム1.0%以上
リン0.7%以上
カロリー330Kcal/100g

原材料
小麦粉、とうもろこし、脱脂大豆、フィッシュミール、ふすま、脱脂糖、アルファルファ、ビール酵母、食塩、ビタミン(A、D3、E、K、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル類(カルシウム、リン、鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素、コバルト)、オリゴ糖、ユッカ抽出液、乳酸菌、枯草菌、酵素

次いで、オリエンタル酵母のMF

粗タンパク質23.1%
粗脂肪5.1%
粗繊維2.8%
粗灰分5.8%
カルシウム1.07%
リン0.83%
カロリー359Kcal/100g

主原料(一部)
トウモロコシ、小麦(フスマ)、脱脂大豆、脱脂米糠、アルファルファ、魚粉、脱脂粉乳、大豆油、ビール酵母

この二つの構成は非常に似通っています。そもそもニッパイハードとは、オリエンタル酵母のMFを一般の人も気軽に買えるようにとメーカーが研究し作り出したものです。なので、望ましくはMFでしょうがニッパイハードでもなんら問題はありません。獣医師もオススメしています。

タンパク質が多いからとドッグフードをメインのように与えることは避けたほうが無難でしょう。成長期の数ヶ月なので、メインであげたからといって何かすぐに害が出ることはないとは思いますが、所詮ドッグフードは犬の食べ物として作られているものです。栄養バランスの乱れ、栄養失調が懸念されます。最大でも全体の摂取量の20%は超えないようにしましょう。


生後三ヶ月からは大人となり、成長期ほどタンパク質が必要ではなくなります。むしろ、高タンパクなペレットを三ヶ月を超えてからも自由に食べさせると肥満や病気の原因になります。
しかし、ここで注意です!オスラットは8-10ヶ月まで、メスラットは6-8ヶ月まで成長すると言われています。生後三ヶ月からは大人となりタンパク質を抑える必要がありますが、まだラットの体は成長します!なので、まだ成長するといわれている期間の大人ラットにはタンパク質18%ほどのペレットを、もう成長しきった大人のラットにはタンパク質14%ほどのペレットを目安に選びましょう。
まだ成長する大人のラットにタンパク質14%ほどのペレットでも大丈夫だと思いますが、その場合は体形を見ながら定期的に少量高タンパクなおやつをあげましょう。(過度なおデブには注意)

そして、低タンパクなペレットといえば、オリエンタル酵母のLPF

粗タンパク質16.5%
粗脂肪3.9%
粗繊維4.4%
粗灰分5.9%
カルシウム1.02%
リン0.79%
カロリー347Kcal/100g

主原料(一部)
トウモロコシ、小麦(フスマ)、脱脂大豆、脱脂米糠、アルファルファ、魚粉、脱脂粉乳、大豆油、ビール酵母

今回記事を書くにあたって、低カロリーで手に入りやすいものはと探したところ見つかったのが二つ。
まず、ハムスターセレクション

粗タンパク質16.0%以上
粗脂肪6.0%以上
粗繊維6.0%以上
粗灰分7.0%以上
カルシウム0.7%以上
リン0.5%
カロリー360Kcal/100g

原材料
糟糠類(ホミニーフィード(とうもろこしの粉末)、米糠、大麦糟、小麦ふすま)、穀類(小麦粉)、その他(アルファルファミール、ビール酵母、植物抽出発酵エキス、たんぽぽ粉末、おおばこ粉末、酵母エキス[ヌクレオチド源]、殺菌処理乳酸菌)、肉類(チキンミール)、乳類(チーズパウダー)、魚介類(フィッシュミール)、藻類(ケルプミール)、きのこ類(アガリクス)、糖類(オリゴ糖)、ミネラル類(未焼成卵殻カルシウム、食塩、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、K、塩化コリン、D-パントテン酸カルシウム、ニコチン酸、d-ビオチン、葉酸)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、甘味料(ソーマチン)

タンポポ・オオバコや藻類・きのこが良いと思う成分ですが、わざわざトウモロコシではなくホミニーフィードを使っていたり、チーズパウダー・糖類が添加されている点はどうなのか気になるところです。嗜好性は間違いなく良いでしょうね。

次にハムスタープラスダイエットライト

粗タンパク質16.0%以上
粗脂肪3.0%以上
粗繊維7.0%以上
粗灰分9.0%以上
カルシウム0.8%以上
リン0.6%
カロリー330Kcal/100g

原材料
米粉、小麦粉、グルテンフィード(トウモロコシ)、大麦糠、小麦ふすま、アルファルファミール、チキンミール、小麦脱脂糠、チーズパウダー、粟粉末、稗粉末、ビール酵母、ケルプミール、植物抽出発酵エキス、ニンジン粉末、小松菜粉末、タンポポ粉末、オオバコ粉末、オリゴ糖、プロポリス、L-カルニチン、ミネラル類(炭酸カルシウム、卵殻カルシウム、食塩、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、ビタミン(A.B1.B2.B6.B12.D3.E.K.塩化コリン、ニコチン酸、D-パントテン酸カルシウム、葉酸、d-ビオチン)、甘味料(ソーマチン)

ハムセレと同じくタンポポ・オオバコ・藻類、それと栗粉末は好感が持てますね。しかし、相変わらずチーズパウダーが入っているのは嗜好性のためなのでしょうか…。ハムスターも乳糖は分解出来ないだろうし…。糖も入っているし、気になるところはハムセレと一緒ですね…。

ハムセレ・ダイエットライトに含まれている甘味料、ソーマチンはラットの実験で毒性が無いことが証明されています。

そして、現在日本でも買えるラット専用フード バージェス ラット ロワイヤル

30011070.jpg
価格:¥2,484 (税込)
粗タンパク質14.0%以上
粗脂肪5.0%以上
粗繊維4.0%以下
粗灰分5.0%以下
カロリー?Kcal/100g

原材料
小麦、ふすま、とうもろこし、オーツ麦、チキンミール、ビーフミール、ビートパルプ、大豆ミール、家禽脂肪、食塩、ミネラル、フラクトオリゴ糖

挙げた低カロリーフードの中でタンパク質量が成長を終えたラットの理想に一番近い数値です。動物性タンパク質がチキンだけでなくビーフも入っているという点が良いですね。ただ、嗜好性のためか糖が添加されています。

もし、どうしても高タンパクフードを食べてもらわなくてはならない場合(ニッパイ2kg買っちゃったよ…など)、単頭飼いなら何とかなります。
冒頭に「ラットのペレットは成長に合わせて切り替え、もしくは給餌量の制限が必要なことはご存知でしょうか?」と書きましたが、摂取量をコントロールすることで低タンパクフードに切り替えるのと同じ効果を得ることが出来ます。

どうやらラットは食べ放題にすると体重の15%ぐらいを食べてしまう様です。そこで体重の5%ほどに全体の食べる量を抑えることでタンパク質の摂取量を抑えようという方法です。しかし、これは狭い実験室の中で行われた実験で、ある程度運動できるペットラットならばもう少し摂取量を増やしてもいいかもしれません。
多頭飼いの場合は制御不可能に近いので、むやみに摂取量制限で何とかしようとせずに、素直に低タンパクフードを買いましょう。

一番危険なのは、鳩餌や鳥用シードなどをメインにすることで栄養不足になり、体の成長が未発達なまま歳を重ねてしまうことです。特に「ヘルシーだから」なんて成長期から低タンパクのフードのみを与えるなんて事は絶対にしないでください!外見は普通に育つかもしれませんが、内蔵がズタズタなんてことになりかねません。


人間など寿命の長い動物にカロリー制限やタンパク質の摂取制限を施しても効果はないそうですが、寿命の短いげっ歯類などにはタンパク質の制御は効果抜群のようです。平均で30%寿命が伸びたという報告もあります。
しかし、過度な摂取制限は逆に害になりかねません。正しい摂取目安を把握して、状況に応じては変化させることが大切だと私は思います。今日はいつもより部屋んぽ多めだったなと思えば少しタンパク質の多いおやつをあげたり、最近うちの子あんまり動かなくなってきたなと思えばタンパク質の多いおやつは避け、ヘルシーなものを中心にしてみるなど工夫をしてみるのが良いのではないでしょうか?

今回紹介したものは基本編です。特に何のこだわりも無く、これらを食べ続けても何の異常も出なければ、ここらへんのでOKと思っても大丈夫だと思います。
しかし、お腹の弱い子はたとえ水とこれらのペレットのみでも下痢をしてしまうかもしれません。
「うちの子の健康には気を使いたい…。」「ラットって癌になりやすいって聞いたけど、心配…。」「万年、柔便気味で困ってる…。」
そんな方々のために、次回は「ラットの主食はどれにする?ペレット考察 -ゲリラー・コア編-」をお送りします。




(資料)
The Rat Fan Club-Rat Health Food
老化研究用飼料の開発
老化制御研究チーム 分子老化制御-カロリー制限しても寿命は延びない
カロリー制限しても寿命は延びない
外部動物日誌-ラットの摂餌量と寿命

食餌蛋白量の成長, 寿命におよぼす影響 (1)
食餌蛋白量の成長, 寿命におよぼす影響 (2)
たん白質栄養および郡居飼育がラットの成長と寿命におよぼす影響
制限給餌ラットにおける主要病変の発現様相と寿命への影響
思春期および妊娠期における母ラットの食餌制限が母体と子の発育に及ぼす影響
栄養状態と運動負荷が骨格筋に及ぼす影響
ラットの寿命と腫瘍発生
一定飼育管理下におけるラットの寿命および高令時にみられる腫瘍について

進化生物学からみたラットの実験
実験のための給餌・給水制限

Safety evaluation of thaumatin (Talin protein).
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